ホーム コンセプト お店紹介 犬舎情報 トリミングルーム ご意見ご要望
トップイメージ

2006年04月05日

●チョーク(石膏)製のレリーフの壁飾り

 日本人にはあまり馴染みはないが、欧米では、古くからチョーク(石膏)製のレリーフの壁飾りは、とてもポピュラーなインテリアだ。1960~70年代に制作されたMillerStudio社製の壁飾りのなかに、プードルをモチーフとしたものがいくつか現存する。温度計が付いたものやペアのものなど、現代のインテリアにも充分にマッチするそのデザイン性は、素朴ながら石膏の持つ重厚感がもたらすものか。欧米は日本のような地震国ではないにしても、この壊れやすいチョーク製の壁飾りが現存するというだけでも価値があるというもの。

●陶器製の置物

 1950~60年代に作られた陶器製の置物の多くは日本製だ。現在では、安価な陶器は中国製のものが主流だが、当時の日本の物作りの水準の高さを垣間見ることができる。ちょっと怖い顔をしたプードルを数多く見かけるが、作成していた日本人がプードルを写真などの資料でしか知らなかったためだろうか。最近のテディカットは斬新な気がするが、このころの作品を見ていると、意外にもマヅル周りに毛を残している子たちが多いのに驚く。当時から、いろいろなカットで楽しまれていたのだろう。日本製が多かったことを考えると、自宅の物置から意外なお宝が発見できたりするかも。

●ぬいぐるみ、ソフトビニール系

1950~60年代のアメリカで一大ブームとなった“ドリームペッツ”(左端)をはじめとするぬいぐるみと、“エドワード・モブレイ”社製(1956年)のソフトビニールトイ(左から2番目)。いろいろな動物がモチーフとなり作成されているが、プードルをモチーフとした作品が意外と多い。ぬいぐるみの中身にはおがくずが使われている。当時は綿よりも安価だったためだ。しかし、そのおかげで自分の足で立つことができ、オブジェとしての体裁を保つことができる。これらのほとんどは、子供のおもちゃとして扱われていたはずである。それでも壊れることなく現代に存在するということは、お気に入りの宝物として大切に扱われていた証だろう。

●アンティークプードルグッズ




1950~60年に製作されたアイテムは近代デザインにおいてもなおいろいろな形で影響を及ぼすほど、インパクトのあった時代といえよう。そしてこのミッドセンチュリーのデザインワークに、なぜかプードルをモチーフにした作品が数多く存在する。

しかしそのほとんどが子供のおもちゃであったり、割れやすい陶器だったりする。半世紀の時間を経て現存する彼らはその生い立ちやマテリアルを考えると存在しているだけでも価値があるというものだ。

現在はこれらのアイテムを入手するには海外(特にアメリカ)の蚤の市や、フリーマーケット・オークションなど、地道な収集活動が必要である。そしてプードルのコレクターのみならず
'50sコレクターとの競合もあり入手が年々難しくなってきている。

ただこのアイテムを集めていると意外なことに気が付くMade in Japan。そう、日本製が多いということだ。当時の物作りニッポンの水準の高さがうかがえる。当初は梱包剤の役回りだったドリームペッツのぬいぐるみなど歴史の分だけエピソードもある。

それがアンティークの奥深いところではないだろうか。最近ではいくつかの復刻版も製作され入手こそしやすくはなった。が残念ながらその時代とともに燻し出される味や雰囲気までは復刻できない。

出来ればこのWEBページでは、ただのひけらかし的なギャラリーで終わらずに、欲しい方への販売も可能にしていきたいと考えています。

ただなにぶんにも、保存状態のばらつき・送付時の破損に代替がない・入荷数が少ないなど、流通にのせるには問題山積ですので気長にお待ち下さい。